それは、1本のメールから始まった。
「こんなことできますか?」
カニ市場『北国からの贈り物』を運営する 加藤敏明。
2000年12月
一日の注文件数は300件を越えていた。
インターネットで受け付けた注文に一件一件返信する、気の遠くなる作業だった。
来る日も来る日も 24時間一人交代制。
売上が上がると悲鳴が上がる毎日。
1週間の睡眠時間はわずか5時間だった。
「次の年は3倍になる」 と直感した。
どうやって注文に応えるか。
加藤は考えた。
システム化するしかない。
2001年1月 3人にメールを送った。
真夜中だった。
数分後に返事が届いた。
「出来ますよ、お手伝いしましょう」
新潟の佐藤敏郎からだった。
すぐに二人の共同開発が始まった。
一日1000件の注文に応じるためのシステム作り
修正に次ぐ修正の毎日だった。
加藤と佐藤は決して妥協しなかった。
2001年12月
カニ市場『北国からの贈り物』は前年比3倍の売上を記録した。
二人のシステムが完成していたからこそ達成できた数字だった。
売上が上がり、笑顔があふれる毎日になった。
加藤はこのシステムを
『頑張れ♪店長!』 と名付けた。
ネットショップを運営する店長たちに
「一緒に頑張ろう!」という 熱い熱い思いが込められている。
『頑張れ♪店長!』は話題になり、年々利用者が増えていった。
新しい機能も追加されていった。
2007年 加藤と佐藤が作った『頑張れ♪店長!』は600店舗に広がっている。

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