物流倉庫を使用している店舗様へ、使用している倉庫や効果などについて
アンケートを実施し、その結果をまとめました。
物流倉庫の活用をご検討の際に、ご参考いただけましたら幸いです。
前回のアンケート結果も後半に掲載しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!
ご回答いただきました皆様、ご協力ありがとうございました!
1.物流倉庫を利用したきっかけは?
・繁忙期に自社出荷での対応ができなくなった
・自社出荷件数の限界と、将来さらに出荷件数が増えた場合を想定したこと
・コロナ禍で注文が大幅にアップしたが、人員不足で出荷が対応できなくなった
また、売れ筋商品を在庫するスペースが自社になかった
・出荷が忙しいときと、暇なときがあり、安定的に出荷ができる体制を整えたかった
・年末の福袋が大量になること
・土日の出荷対応
・費用が安い方だった(最安ではないけど)
・競合他社が使用していると、どうしても導入せざるを得ない

自社の出荷可能量を上回ったことで検討されたケースが多いようです
2.ご利用中の倉庫とそこに決めた理由
楽天スーパーロジスティクス
・利便性と価格 (東京都 食品_スイーツ 兵庫県 キッズ_ベビー_玩具)
・一旦利用を停止していて、再開したところ、システムが整備されていた
(大阪府 家電_TV_カメラ)
・物理的な在庫の入荷、管理、ピッキング、梱包作業、出荷作業が無い (静岡県 ペット)
・楽天の売上が高いため,また利用することで配送マークが付き、販売効率につながるため
(大阪府 日用雑貨_キッチン用品)
・楽天の売上構成比が高く、自動連携できて365日出荷してくれて手間がない
(大阪府 ファッション_インナー)
AmazonFBA
・利便性と価格 (東京都 食品_スイーツ)
・モールを使用しており、受注から出荷の連携が容易だった (埼玉県 ゲーム_ホビー)
東日本倉庫(郵便局)
・送料が安い (福島県 キッズ_ベビー_玩具)

前回のアンケートでは多数の倉庫会社様の回答がありましたが
今回は楽天スーパーロジスティクスとAmazonFBAが殆どを占めました
3.物流倉庫を利用した効果は?
・パートの確保などの苦労が無くなった。
・繁忙期の出荷調整が無くなった
・会社全体で処理時間が安定し、働きやすくなった
・処理時間が半分ぐらいになった
・店舗での負担軽減
・誤商品が減った
・在庫スペースを自社で確保する必要がなく「あす楽」対応が出来る
・月曜日などは300件ほどの注文が、データのアップロードだけでできるようになりました
・倉庫に入れている商品にもよるが、繁忙期は3~4割は出荷作業が軽減した
・一日1000件を超える発送が可能になった
(荷造り梱包作業のスタッフに気を遣うことなく、何件でも受注できる)
・1日の出荷件数が増え、売上増になった
・物流倉庫使用中の他社に取られていたと思われる注文が多少回復してきた

処理時間の減少・負担軽減・発送可能数の拡大により
店舗様の規模に関係なく効率化に成功し
結果売上増につながっているようです
4.その他
・今のところはメリット無しで、デメリットは
amazonプライム注文は即日出荷しなければ出荷遅延になってしまうが
楽天RSLは追跡番号の反映が当日の夜なので、
amazonに出荷データを上げるのに毎日、夜に作業しなくてはならない。
弊社は弊社出荷の宅配料が安く、楽天RSLの方が高い。
沖縄・離島だけは楽天RSLの方が安いが、さらに保管料、梱包料など
複合的に料金が生じるので、どの配送方法が有利か計算が複雑。
さらに佐川、ヤマト、日本郵便の2023年春の値上げが弊社はされておらず、
けど、上がるみたいなので楽天RSLの方が安くなるかもしれない。
ということも想定しつつ楽天RSLに使いなれておこうかな? と使っている。
(静岡県 日用雑貨_キッチン用品)
・冷蔵品生ものの為、使用していない (鹿児島県 食品_スイーツ)